島村楽器 小倉リバーウォーク店 シマブロ

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Dr.ナガオカのつぶやき。【第14回:私のレコーディング変遷について~その②】

皆さま、1か月ぶりのご無沙汰です。
更新遅れまして申し訳ありません・・・。
さて、前回のところでは8トラックのカセットレコーダーに触手を伸ばしたところまでお伝えしました。

さて、この8トラックMTRですが、さらにもう1ランク上の「688」なる機種もありました。

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前回でもご紹介した通り、カセットの細いテープを8等分して録音するわけですから、音質にどうしても課題が出てくるのですが、この「688」ではドルビーシステムを搭載して音質向上を図ったモデルでした・・・当時36万!!したのでさすがにこちらは買えませんでした。さらにMIDI TIME CODEに対応しており、シーケンサーとの同期も可能と言う凄い仕様となっていました(当時の記憶をたどって書いていますので多少間違いがあるかもしれませんがご容赦下さい)。

ここで【シーケンサーの同期】というワードが出てきたので説明しますと、今でこそPC1台で打ち込みも録音もできてしまうのですが、当時のPCは打ち込みしかできませんでした。その上、ソフトシンセもなかったので、ハードのシンセとPCを接続していたのです。

80年代~90年代前半の打ち込み

当時のシステムを再現すると以下のようになります。

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急に手書きの図になって申し訳ありません(汗)。
当時はほとんどPCはMACが主流でした。WINDOWSもまだ本格的には普及していませんでした(当時はMS/DOS機が主流)し、ほとんど海外製のソフトを使用しており(国産ソフトがなかった)、操作性の面も含めて音楽ではMAC一強の時代でした。
当時は画面もモノクロ画面が通常でMACのCLASSICは良く売りました。

私が初めてPCに手を出したのは、カラーディスプレイの機種が登場してからですね。LC520という機種とCOLOR CLASSICという機種が発売になり、私はLC520を購入しました。私の記憶によると確か30万ぐらいだったように思います。(写真はありません・・・すみません。ネット検索すると画像は出てきますので、どんなものか知りたい方は検索してみて下さい)

PCだけで30万は安い方だった時代ですので、各メーカー安価で打ち込みが出来るシーケンサーの開発も行われ、80年後半には、

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も発売になりました。

打ち込みには音源が必要だった

80年代では、同時に複数の楽器の音を演奏する事の出来るシンセサイザーはなく、1台のシンセで1個の楽器の音を鳴らしていたので、3つの楽器の音を重ねる場合3台のシンセが必要でしたが、技術の進歩に伴い、80年代後半にはマルチに音の出せるシンセが発売になります。

また、90年代にはPCを必要とせずにシンセのみで打ち込みまでできる「オールインワン」シンセも多く登場します。

私のファーストシンセはYAMAHAの「SY-99」(当時42万)でした。

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学生時代ではシンセは学生にはまだまだ高額で買えませんでしたが、島村楽器に入社して速攻買いました。この「SY-99」はQYシーケンサーを内蔵し、16パートマルチティンバー(16個の異なる楽器を演奏できる)、76鍵盤、AWM音源とFM音源を搭載してミックスしての音作りも可能なスーパーシンセでした。

この後打ち込み機材に関しては、様々な機材をそろえていくわけですが、メインで使用していたのはLC520 + SY-99でした。

この後4-5年はこれらの機材を使用していくわけですが、そののち、レコーディング機材に革命がおこります(大げさ)。

そのお話はまた次回・・・。

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